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特養は看護師が残業なし、もしくは少ないところなの?
特養は看護師が残業なし、もしくは少ないところなのでしょうか?
特養は夜勤はありませんし、医療行為が必要な方は入居していませんので、急変なども少ないというイメージがあります。
実際はどうなのでしょうか?
特養の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なの?
特養の看護師は残業なし、もしくは少ないというのは本当なのでしょうか?
確かに特養は看護師の残業が少ないと見える職場かもしれません。
というのも、特養はまず夜勤がなく、そして早出と遅出があります。なぜ早出と遅出があるかというと、食事介助に付き添うためです。
特養は当然ながら高齢者ばかりですので、食べ物を喉に詰まらせたりする危険性があるため、何かあった時にすぐに対応できるように、その場に居る必要があるのです。
ただ、見ているだけではなく、実際に食事介助を行いながら観察しておく必要がありますので、案外集中力がいる仕事です。
基本的にはこの早出や遅出の仕組みが上手くいっていれば、残業なし、もしくは少ない職場となります。
しかし、看護師不足などの理由で、人員の確保がなかなかできていないケースもあるのです。
特養で勤務する看護師は、基本的にママさんナースが多く、早出や遅出は子供の保育園や幼稚園、もしくは小学校でもきついものがあります。
場合によっては、旦那の見送りや晩ご飯の関係で、早出や遅出ができないこともあります。
この早出は大体7時30分くらい、遅出は19時くらいまでの勤務が多いですね。確かにこの時間は主婦は難しいというのが分かる時間です。
よって、こういった早出や遅出があることから、なかなか正社員の採用が難しいケースも多いですね。
早出や遅出ができない、土日祝休みのパートは比較的すぐに見つかりますが。
となると、正社員で勤務している看護師が、早出、遅出の当番でない日の通常勤務なのに、少し早く出勤したり、残業して遅くまで残っていたりするところもあるのです。
こうなってくると、残業が少ないとは言えませんよね。
特養の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例
特養の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職したケースで、失敗したと感じることもあります。
それはどういった時なのでしょうか?
特養の特徴から発生しやすい残業を失敗例として挙げます。
特養に転職した40代看護師
私は地域密着型の急性期病院で10年くらい勤務をし、その後特養に転職しました。
その前は大学病院や総合病院などでトータル10年くらい勤務していて、全部で20年くらいのキャリアがあります。
今回特養に転職したのは、最も大きな理由としてはやはり夜勤がないことですね。40代になって感じたのは、仕事がきついというよりも夜勤がきついという感じです。
それに、残業に関しても昔のようにはできなくなりました。今では1日2時間の残業でもきついと感じますし、次の日がしんどくなるんですよね。
次の日がしんどくなると、その次の日はもっとしんどくなる、疲労がどんどん蓄積してしまうのが、もう病院での勤務は無理だな、と思った正直な理由です。
あと、定年退職まで勤務できる職場を探しています。退職金をしっかりともらって、と考えていますので、せめて10年以上は勤務して定年退職したいです。
となると、40代で定年まで働けるところを探さないとって思っています。
ただ、特養は定年退職まで働ける職場ではないかもしれませんね。というのも、思った以上に残業が多くて、結局今までの病院とそんなに変わらないためです。
急患などはないので、その点残業が少なくなるだろうと思っていたのですが、まず看護師の人手不足が顕著ですね。
そして、看護師が定着しないのも大問題です。
早出や遅出なんてできるという看護師がほとんどいないので、通常週に1回ずつですが、週に2回ずつくらい行っています。
それでも、早出も遅出も足りないことがあるので、早く出勤したり残業なんかで対応していることがあります。本当に大変ですよ。
もうそろそろ退職して違うところを探そうと思っています。
特養の看護師は結局残業が多いの?少ないの?
特養の看護師は結局残業が多いのか?それとも少ないのか?となりますが、結論で言うと少ないところの方が多いです。
早出や遅出の人員がしっかりと揃っていて、ある程度経験を積んでいる看護師がいれば、何も問題ありません。
あと、介護職との連携がしっかりと取れていれば、食事介助などもスムーズになりますし、夜勤の介護職から日勤の看護師への夜勤明けの引継ぎ報告、日勤の看護師から夜勤の介護職への引継ぎ報告もスムーズに行われます。
食事介助、引き継ぎなども特養の場合は介護職が中心となります。つまり、介護職からの適切な指示がスムーズに出てくる環境にあることが、業務のスピードアップに繋がります。
こういったことが、地味ではありますが残業が発生しない職場に繋がっているのです。
そして、転職先として特養を選択する際には、こういった情報をしっかりと把握することが大切ですが、なかなか自分では把握することができません。
ある程度は看護師の人員に関しても事前に確認はできますが、面接時に面接官に聞いても、悪いことは言いませんよね。
となると、看護師転職支援サイトを活用し、実際に勤務していた看護師からの声や、求人が出ている背景などを確認すると良いでしょう。
看護師転職支援サイトは求人を探すだけではなく、情報収集の場として上手に利用すると良いですね。
執筆者情報
看護師ノー残業倶楽部 編集部
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