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老健の看護師は残業なし、もしくは少ないってそうなの?
老健の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当にそうなのでしょうか?
老健は介護施設ではありますが、看護師の夜勤はありますし、医師も常駐しています。急患はないですが急変は結構多いイメージがありますよね。
その辺りを踏まえて説明します。
老健の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なの?
老健の看護師は残業なし、もしくは少ないというのは本当なのでしょうか?
老健は特養や有料老人ホームとは違い、医療保険適応分野になります。
大きな違いとしては、医師が常駐していることと、看護師の夜勤があることですね。
そして、なぜ医師や看護師がいるかというと、医療措置が必要な方が入所されているということだからです。
となると、急変が起きる可能性も特養や有料老人ホームなどと比べると高くなり、残業が発生しやすそうなイメージですよね。
確かにそれは間違ってはいないイメージですが、実はバランスが非常に良いのが老健といえ、案外残業が少ないケースが多いのが特徴としてあります。
どういったバランスが良いのかというと、看護師のスタッフ数と仕事内容です。医療行為という部分では病院ほど多くはないですが、その他の介護施設よりは多いです。
そして、それに伴って看護師数も多くなっています。看護師数が多いということは、少し忙しい状況、例えば急変があったりした時も、特に問題なく対応できるスタッフがいるということになります。
残業は急変が多いと発生しやすい、となりがちですが、要因としては看護師数の多さも影響しています。
更に、看護師を集めやすいかどうかといった部分も関係しています。老健の場合は、比較的看護師を確保しやすいというのも、残業が少ない要因になっています。
看護師を確保しやすいというのは、仕事内容としてもある程度ゆったりとしていて、尚且つ看護スタッフが介護施設の中では多いためです。
こうやって見ていくと、老健は看護師にとって最適な職場に見えてきます。しかし、当然ながらデメリットもあります。
どういったことなのかを次で見ていきたいと思います。
老健の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例
老健の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した場合に、こんなに残業があるの?と驚くケースがあります。
それはどういった時なのでしょうか?失敗例を見ることで把握できます。
老健で働く20代の看護師
私は病院で勤務していたのですが、なかなか仕事についていくことができず、看護師を辞めようかと考えました。
でも、せっかく取得した資格だし、どこか私にでも務まる職場はないかと思って探していたところ、老健が候補に挙がってきました。
理由は単純で、老健はゆったりとした環境だと聞いていましたし、介護施設の中では看護スタッフが多いので、仕事を教えてもらいやすいだろう、といった感じですね。
でも、この私の読みは大外れでした。入居者の方は高齢になっているので、案外急変も多いんです。日勤の勤務終了間際に急変が起きることも多く、それが残業になるんですよね。
そして、夜勤時に急変が起きることも多く、看護師の数が多いから安心というのも違っていました。
だって夜勤の看護師は1人なので、急変時の対応は私が行わないといけませんから。その結果、夜勤時のおむつ交換などの通常業務が遅れてしまい、残業になることもあります。
それに、介護職との人間関係も疲れましたね。私が直接喧嘩をしていることはないのですが、看護部と介護部は常にいがみ合っている感じです。
そういった中で仕事をしているのも苦痛ですね。
そして、仲が悪いと介護職との連携が上手く取れません。連携が取れないと残業がどうしても多くなってしまうというデメリットがあります。
何が残業に繋がるかというと、結局のところ全部です。何をしてもスムーズにいきません。
例えば、会議1つにしても、議論が白熱してしまいます。こうした方が良い、というのを看護師は看護師の立場で、介護職は介護職の立場で言うからです。
つまり、仲が良くて積極的に連携を取っていく職場であればスムーズに仕事が進むのに、仲が悪くて連携を取ろうとしない職場だと、全部がスムーズにいかず残業になってしまいます。
こういった状況で仕事をしていると、また大きなストレスを抱えてしまいそうな気がするので、いつ辞めようかなというところですね。
老健の看護師は結局残業が多いの?少ないの?
老健の看護師は結局残業が多いのでしょうか?
それとも少ないのでしょうか?
失敗例を挙げましたが、それは老健で残業が発生することがあることを知ってもらうためで、基本的には残業が少ないものです。
老健の看護師は、ポイントを押さえると、残業なし、もしくは少ない職場で仕事を行うことができます。
そのポイントの中で最も大きいのが、やはり急変の多さですね。介護施設は病院と違い、どうしても看護師の数は少なくなります。
ということは、急変があった時に救急車に乗って付き添う可能性が高くなります。付き添う時間帯によっては、残業が発生することになりますね。
また、スピーディーに仕事をこなしていくためには、やはり看護師と介護職の連携がしっかりと取れているかどうかが重要です。
上記の失敗例の中でも説明したように、連携が取れていないとそれだけで仕事がはかどらずに残業が発生しやすくなるということもあるのです。
こういったことは、あなたが自分で情報を収集しようと思っても、なかなか難しいですよね。
看護師転職支援サイトを活用すると、どういった入居者が多いのか、そして看護師と介護職の仲がどうなのか、などの情報が入ってきます。
ただ、どちらにしても、老健などは感染症などが流行ると残業が多くなるため、ある程度の残業は覚悟しておいた方が良いかもしれません。
基本的には少ない、という老健を探すようにしましょう。
執筆者情報
看護師ノー残業倶楽部 編集部
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