急性期病院の看護師が残業なし、もしくは少ないケースってあるの？

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

急性期病院の看護師が残業なし、もしくは少ないケースってあるの？

急性期病院の看護師が残業なし、もしくは少ないケースってあるのでしょうか？

急性期病院というと、残業が多いイメージがありますよね。急患や急変が多いことが理由なので、急性期病院は残業があるものという認識にもなっています。

そうでないケースを説明したいと思います。

急性期病院の看護師は残業なし、もしくは少ないってありえるの？

急性期病院の看護師は残業なし、もしくは少ないというのはありえるのでしょうか？

というのも、急性期病院というと残業が多いイメージを持っている方が多いからです。

しかも、急性期病院に残業が多いイメージがあるというのは、きちんとした理由があってのことです。その理由というのは、急患や急変のことですね。

急患や急変はその名の通り、予告なく突然病院に運ばれてくる患者様や、入院患者様の体調が急に悪化するということを指します。

つまり、いつ何時起こるか分からないため、その発生時間が勤務終了時間近辺だった時であれば、当然ながら勤務を終了することができず、残業が発生してしまいます。

急性期病院にはどういった患者様が多いのかを考えれば、残業が多いと考えるのは当然のことです。

しかし、急性期病院も幅が広く、一般病棟入院基本料の枠組みに入っている病棟のみを有しているところは、急性期病院と言われています。

例えば、慢性期病棟というのも一般病棟の区分に入るため、厳密に言うと急性期病院の中に入っています。

こう考えると、急性期病院でも残業なし、もしくは少ないということもありえると言えます。急性期病院の中でも、慢性期病棟が多いところを選択すれば良いのです。

慢性期病棟が多い病院は、慢性期病棟への配属の確率も高いですし、その他の病棟も救急搬入が少ない傾向にあります。

また、外来は急性期病院の中にあり、療養型病院などは外来をあまり行っていないケースも多いので、残業なし、もしくは少ないと言われる外来で勤務したいのであれば、急性期病院を選択することになります。

このように、急性期病院は残業が多いではなく、急性期病院といってもいろいろな種類があること、そしていろいろな部署があることを意識し、残業なし、もしくは少ないところを選択すれば良いのです。

急性期病院で看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例

急性期病院で看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した場合の失敗例として多いのは、やはり上記でも説明した慢性期病棟ですね。

少しゆったりとした残業の少ない職場で勤務したいという気持ちから、急患の少ない慢性期病棟を選択するケースが多いのですが、慢性期病棟にも注意点があります。

その注意点に触れている失敗例を紹介しましょう。

急性期病院の慢性期病棟で勤務する20代看護師

私は最初大学病院の外科病棟で3年間勤務をしました。正直残業も1日3時間くらいは当たり前の環境で、急患や急変の対応でいつも走り回っていました。

こんな目まぐるしい環境では長く仕事ができないと考え、3年を区切りに地域密着型の急性期病院の中にある、慢性期疾患の多い内科病棟に転職しました。

面接時には救急搬入はほとんどないという話を聞いていたので、残業は大分少なくなるだろうと思っていました。

確かに、大学病院よりは少なくなりましたが、それでも残業は1日に2時間くらい発生しているんですよね。

どういうことかというと、まず看護師の絶対数が全く足りていないことです。大学病院も不足していましたが、もっと看護師が足りていない印象です。

それに、看護配置基準が13:1ということで、そもそも大学病院の7:1とは全く違います。極端な話、半数くらいの看護師の数しかいないということですから。

それに、病院独自のやり方があり、例えそれが非効率であっても、時代遅れのやり方であっても、意見ができないんですよね。

お局さん的な看護師がいて、その看護師のやりたいようにやるようになっているようです。

残業に関しても、先輩看護師の仕事が終わるのを待たないといけないという風習があり、これも無駄な残業を増やす要因になっています。

患者様の流れはゆったりとしているのに、看護師はゆったりと働けない、何か変な矛盾を感じています。

1年勤務したらもう少し大規模の総合病院などに転職しようと思っています。

急性期病院の看護師は結局残業が多いの？少ないの？

急性期病院の看護師は結局残業が多いのでしょうか？

それとも少ないところもあるのでしょうか？

最初に述べたように、急性期病院の中の慢性期病棟や外来などを選択することで、残業が少なくなるのは事実です。

しかし、失敗例に挙げたように、慢性期病棟は急患や急変以外の部分で、残業が多くなりやすい環境もあるということを、認識しておく必要があります。

そして、認識しておくことで、面接時に確認することができるのです。例えば、看護配置基準や日勤や夜勤の看護師数などを確認することはできるでしょう。

しかし、実際にシステムの部分であったり、どんな人が働いているかというのは、なかなか把握することができません。

お局さんはいますか？という質問をあなたが行うのは無理でしょう？

実際の内情を把握するためには、看護師転職支援サイトを活用するのが一番です。看護師転職支援サイトの転職コンサルタントは、多くの病院の内情に精通しています。

というのも、実際に勤務している、もしくはしていた看護師からの生の情報を収集しているケースがあるためです。

こういった情報を有効活用すると、間違いのない転職ができますよ。

---

---