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回復期リハビリテーション病棟の看護師が残業なし、もしくは少ないと思われているのは本当なの?

回復期リハビリテーション病棟の看護師が残業なし、もしくは少ないと思われているのは本当なのでしょうか?

確かに急性期病棟と比べると残業なし、もしくは少ない職場のように思いますが、実際のところはどうなのでしょう?

回復期リハビリテーション病棟は看護師が残業なし、もしくは少ないって本当なの?

回復期リハビリテーション病棟は看護師が残業なし、もしくは少ないと思われがちです。

それはどこと比較してかというと、急性期病棟と比較してです。

回復期リハビリテーション病棟を希望する看護師の中には、急性期よりものんびりしていて、療養型病棟よりも医療的なところが良い、という間を取りたいという方が結構います。

そして、そういった看護師は、あまり満足しない傾向にあります。それは、残業なし、もしくは少ないという部分が思ったのと違うというのもありますが、その他の要因も合わさっています。

回復期リハビリテーション病棟では、患者様の急変などによる残業は少ないです。しかし、他職種とのカンファレンスなどによる残業は発生しやすくなります。

看護師からすると、医療行為の量を考えて急性期と療養型の間をとって回復期リハビリテーション病棟を選択しているのに、実際はメイン業務が医療行為ではなく、患者様の状態把握とリハビリスタッフとの連携になってくるのです。

そして、そこに残業が発生してくると、残業なし、もしくは少ないと思って就職したのに、とより一層の不満を持ってしまいます。

回復期リハビリテーション病棟では看護師がどういった役割を担い、そしてその仕事があなたのやりたいことなのかどうかによって、残業の捉え方が変わってきます。

次では、回復期リハビリテーション病棟の仕事内容などを含めて、失敗事例を紹介します。

あなたがもし回復期リハビリテーション病棟に対して同じ気持ちであるならば、要注意です。

回復期リハビリテーション病棟に看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例

回復期リハビリテーション病棟に看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した時に、全く思っていたものと違うと感じることが結構あります。

病棟の中では、もしかすると最も多いかもしれません。言い方を変えると、それだけ馴染みが薄く印象だけで選択する看護師も多い部署なのです。

失敗例を見る中で、回復期リハビリテーション病棟に対する正しい認識を持ってくださいね。

回復期リハビリテーション病棟で勤務する20代後半の看護師

私は5年間脳神経外科の病棟で勤務し、数ヶ月前に回復期リハビリテーション病棟に転職しました。

正直、脳神経外科病棟での勤務はとてもきつく、残業の多さや休日出勤の多さなどに嫌気が差し、今までの経験が活かせて尚且つゆったりとした環境で仕事がしたいと思い、回復期リハビリテーション病棟を希望しました。

確かに脳神経外科と比べると急変も少ないですし、残業時間も少ないように思いますが、イメージしていたものとは違い、結構大変ですね。

まず、急変に関しては私はほとんどないと思っていたのですが、誤飲や誤食などもありますし、転倒などもあります。

その多くがスタッフがしっかりと見ていれば、というものではあるのですが、そこまでつきっきりでいることができるほどのスタッフがいないのが現状です。

なので、脳神経外科病棟の場合は、急変や急患で忙しくての残業ですが、回復期リハビリテーション病棟の場合は、人員が少なくてやむを得ずに残業しているということが多いです。

夜勤も看護師の数が少ないので、ナースコールの対応なども大変です。しかも、はっきり言ってこんなことで?と思ってしまうことも多いんですよね。

トイレまでの付き添いとか。自分で問題なく行ける人でも不安なんでしょうね。

大切なことと頭では分かっているのですが、やはり脳神経外科での緊急性の高いナースコールと比べると、張り合いがなく感じてしまいます。

ナースコールがならないのであれば良いんですけどね。なる頻度は同じくらいなってその内容が、ということで、無駄に大変という感じがしています。

医療行為が減って仕事が少なくなることで、残業が少なくなるイメージでしたが、どうもそうではないみたいですね。

医療行為の他に観察や付き添い、他職種とのカンファレンスの増加、などがあって、結局は思ったほど残業も減りません。

これなら普通の急性期病棟の方が楽しく仕事ができるように思います。

それじゃあ、回復期リハビリテーション病棟はどこも残業が多いの?

回復期リハビリテーション病棟の看護師は、急性期病棟よりは残業が少なくなると思って選択する方が多いですが、そうとも限らないと分かってもらえましたか?

ただ、勘違いしないでもらいたいのは、回復期リハビリテーション病棟の残業時間自体はかなり少なくなっているんですよ。

そして、看護師の数がしっかりと足りていて、他職種との連携がしっかりと取れているところでは、残業はほとんどありません。

言い方を変えると、看護師不足であったり他職種との連携がしっかりと取れていないと、残業が発生しやすくなるのです。

なので、そういった病院を外せば良いわけです。しかし、あなたが自分で探すのはかなり難しいです。特に他職種との連携などは、入ってみないと分からないことが多いです。

こういった情報を求めるには、看護師転職支援サイトを活用すると良いですね。連携不足の回復期リハビリテーション病棟を所有している病院の情報は、退職した看護師からの話で把握していますから。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ看護師ノー残業倶楽部 編集部

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