療養型病院の看護師は残業なし、もしくは少ないの？

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療養型病院の看護師は残業なし、もしくは少ないの？

療養型病院の看護師は残業なし、もしくは少ないのでしょうか？

急性期病院が残業が多く療養型病院は残業なし、もしくは少ないというイメージがありますが、それが本当なのかどうかを説明していきます。

療養型病院の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なの？

療養型病院の看護師は残業なし、もしくは少ないというのは本当なのでしょうか？

急性期病院のように急患や急変がないことが、残業なし、もしくは少ないと言われる理由になっています。

確かに、急性期病院と比べると残業は少なくなっていますが、必ずしも少ないとは言い切れないものがあります。

療養型病院は、長期的な入院を必要としているケースが多く、中には寝たきりという患者様も多くいます。

最近では、療養型病院に入院している患者様の高齢化が進んでおり、その結果として寝たきりや退院して生活できるようになる可能性が限りなく少ない方が増えているのです。

そういった方の看護ケアとなりますので、1つ1つのケアに時間がかかります。衣服の着脱や食事介助などに関しても、介護職とともに行うケースが多いですが、時間がかかってしまい、残業が発生することもあります。

また、看護スタッフの数自体も急性期病院と比べるとかなり少なくなります。よって、急変などがあった場合に、率先して対応しなくてはいけないケースが多くなります。

その結果として救急車に乗り込んだりすることがあり、そうなると当然残業が発生する可能性は高くなります。

何もなければ何もない職場ですが、看護師の数が少ないので、何かあった時の緊張感は急性期病院以上かもしれません。

療養型病院の看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例

療養型病院の看護師が残業なし、もしくは少ないと思って転職した場合に、実は残業が発生しやすい療養型病院だった、ということもあります。

そうならないために、療養型病院の注意点を失敗例で紹介したいと思います。

療養型病院で勤務する40代看護師

私は急性期病院だけでなく、クリニックや施設なども経験し、数ヶ月前から療養型病院で勤務しています。

いろいろと働いてみた結果として、急性期病院よりはゆっくりとした環境がいいし、かといって施設よりかは医療行為があるところが良いと感じたためです。

しかし、実際に勤務してみて感じたのは、医療よりも介護が非常に多いことです。もちろん、褥瘡のケアなどの医療行為もありますが、限られているんですよね。

それに、寝たきりの患者様が多いという状況があって、患者様とのコミュニケーションも難しいです。

勤務先の病院の方針としても、必要最低限の医療行為を行っていけば良いというスタンスですので、看護師の仕事が少なくなっています。

どうもDPCの影響もあるようですけどね。でも、だからといって残業がないかと言うとそうでもない、これが私が持っている不満の一番大きなところかもしれません。

ゆったりとしていて看護師としての仕事が少ないのであれば、残業なしでもいいはずなのに、介護職の仕事であるおむつ交換や食事介助なども看護師が一緒に行っています。

これが結構重労働なんです。で、寝たきりの方やなかなか言うことを聞いてくれない患者様に食事介助をするとなると、やはり時間がかかってしまうんですよね。

それに、思っていたよりも急変が多いです。高齢者がほとんどですので、ちょっとしたことで体調を崩し、療養型病院で対処できないとなると、急性期病院に搬送するケースがあります。

そういった時には、看護師が一緒についていったりしますので、時間帯によっては残業が発生しやすくなります。

どうせ残業が発生するのであれば、もう少し看護師の数が多くて、その分医療行為がある方が良いですね。

私が求めているのは慢性期の病院かもしれないと思い始めています。

療養型病院の看護師は結局残業が多いの？少ないの？

療養型病院の看護師は結局残業が多いのか？それとも少ないのか？というと、やはり残業は少ないです。

ただ、上記の失敗例にもあるように、急変が多いところであったり、重度の要介護認定になっている方が多い病院では、残業が発生しやすくなっています。

療養型病院は介護施設ではなく病院ではありますが、外来を行っていないところも多く、治療というよりも自宅では見ることができない状態の患者様が入院するような状況になっています。

高齢者でなければ、経過はある程度安定しているため、急変なども少ないですが、高齢者が多いこともあり、何かしら急変が多くなります。

もともと入院に至った病気だけでなく、例えばインフルエンザなどのウイルス感染によるものはすぐに流行します。

そういった時にも看護師が対応するケースは非常に多いため、残業が多くなりますね。

つまり、入院患者様がどういった方が多いかを把握しておくことが、残業なし、もしくは少ない療養型病院を探す上で重要なのです。

しかし、実際のところどうなのか、という点は勤務したことがある看護師からの声を聞かないと分かりません。

その声を知っているのが、看護師転職支援サイトの転職コンサルタントなのです。まずは情報収集のために、という感覚で気軽に利用してみると良いかもしれません。

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