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整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないものなの?
整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないものなのでしょうか?
整形外科は残業が少ない科目として選択する看護師も多いようです。その理由も含めて説明します。
整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なの?
整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないというのは、どういったことからそう思われているのでしょうか?
まず、最も大きな理由としては、生命の危険性が伴う急患がほとんどないこと、そして入院患者様も急変することが少ないことが挙げられます。
看護師の残業で最も多いのは、生命の危険が伴う急変の対応、もしくは救急患者様への対応があるためです。
生命の危険がある時というのは、一刻を争う状況ということですので、いくら勤務時間が過ぎていたとしても、仕事を切り上げるわけにいきません。
それに、病院側が残業して欲しい、といったことを言うというよりは、看護師が率先して残業を行っているケースも少なくありません。
つまり、命の危険に遭遇すると、求められるかどうかは別として、残業云々も抜きにして仕事をしてしまうのです。
そして、その時は良いのですが、仕事を終えた時に残業の多さに不満を持ちます。となると、急変や急患がないところでないと、残業なし、もしくは少ないとならないのです。
整形外科でも急患などはありますが、生命の危険という面ではあまり多くありません。
例えば、交通事故で運ばれてくる時でも、整形外科の対応よりも一般外科などの対応が優先されます。
当然ながら命の危険というと、一般外科の方になるためです。整形外科はどうしようもない看護師特有の残業という部分は少ない診療科目と言えますね。
しかし、残業が多いケースはないのかというと、そういうわけではありません。整形外科の残業に関しては、転職の失敗例から見ていきましょう。
整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例
整形外科の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した場合に、思っていたのと違う、というケースがあります。
つまり、残業が多いということですね。これはどういった場合なのでしょうか?
また、職場に特徴などはあるのでしょうか?
整形外科に転職した30代看護師
私は外科病棟から整形外科病棟に転職しました。理由は外科病棟の残業が多く、整形外科は少ないと聞いたためです。
確かに急患は少なくなったのですが、急変は結構あるんですよね。整形外科は急変なんてほとんどないと思っていたのですが、全く違いました。
理由として挙がるのが、整形外科と言いつつも結構いろんな疾患を持った患者様が多いのです。
内科系疾患が多いのですが、患者様が高齢化していますので、ちょっと風邪をひいたといっても、肺炎になってしまうこともあり、急変の対応を行うことになります。
整形外科と言っても、整形外科以外にも内科系の知識もいりますし、多くのことを勉強しないといけないですね。
それに、最近はリハビリに力を入れているようで、リハビリの病棟に移す前にある程度のリハビリを行います。
これがリハビリスタッフとの連携という面で、カンファレンスなどが多く、残業に発展してしまうことがあります。
とにかく、業務がすごく煩雑な感じですね。もっと整形外科を専門的に勉強できると思っていたのですが、専門性よりも何でも行っているのが現状です。
これだけ煩雑な業務になれば、どうしても残業も多くなってしまいます。それに、高齢者が多くなれば、1つ1つの仕事により時間がかかるようにもなるんですよね。
トイレ介助だけでも、高齢者と若い人では全く違いますから。これだったら、残業もそれ程変わらないので、一般外科の方が良いのかも、と感じています。
整形外科の看護師は結局残業が多いの?少ないの?
整形外科の看護師は結局残業がどうなのでしょうか?
上記の失敗例を見ると、残業が多いように思ってしまうかもしれませんが、残業自体は少なめになっています。
ただ、整形外科が残業なしかというと、それはなかなか難しくなっています。
また、整形外科は患者様の高齢化がどんどん進んでいる診療科目ですので、整形外科の単科のところを探すことが大切です。
というのも、整形外科の病棟でも、内科などとの混合病棟になっているケースは多く、業務が煩雑になっていることがあり、それが残業の多さに繋がっていることがあるためです。
つまり、整形外科を選択する際には、単科になっているかどうかと、どういった患者様か多いのかということを、しっかりと把握しておくことが大切です。
そのための1つの方法として、整形外科の担当医が、どういった治療や手術に強いのかも把握しておくと良いですね。
整形外科でも股関節や腰や骨粗鬆症など、いろいろな分野があり、各々どういった患者様が多いかが違ってきます。
こうやって見ていくと、整形外科は多くの情報を事前に知っておくことが大切と言えます。
あなた自身が自分で調べてもある程度は把握できますが、実際にどういった患者様が多いかなどは、なかなか把握できません。
看護師転職支援サイトを活用すると、求人票などには載っていない患者様の情報などを把握することができます。
執筆者情報
看護師ノー残業倶楽部 編集部
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