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企業の医務室は看護師の残業なし、もしくは少ない職場ですが・・・
企業の医務室は看護師の残業なし、もしくは少ない職場であることには間違いありません。
しかし、フットワークが良いことが求められるケースがあり、それを拘束時間が長い=残業時間が多いようなものと捉えると、残業が少ないとは言えなくなるところもあります。
企業の医務室の看護師は残業なし、もしくは少ないって本当なの?
企業の医務室の看護師は残業なし、もしくは少ないと言われています。これは実際にどうなのかというと本当のことです。
しかし、企業の医務室となると、基本的に企業に合わせた仕事になります。どういうことかというと、企業によっては転勤や出張などもあるということです。
例えば、本社が東京にあり、地方に工場を持っている企業があるとします。その企業の地方の工場での医務室勤務で採用された看護師は、基本的には工場の医務室に配属されます。
ただ、月に1回程度本社に出勤しなくてはいけない、というシステムになっているケースも珍しくありません。
工場や支店などを複数所有している企業であれば、月に1回本社にて報告会議やミーティングが存在することが多いです。
こういったものに出席するためには、場合によっては前泊になる可能性もありますよね。つまり、フットワークが軽くないと難しいのです。
また、それ程遠くない地域内で複数の事業所を設けている企業の場合には、転勤も十分に考えられます。
企業の場合は、片道1時間までは通勤圏内として考えます。看護師の場合は、大方片道30分までで考えているケースが多いですよね。
そうなってくると、体感的には片道30分ずつ、計1時間の残業と同じような感覚になってしまいます。
このように、企業の医務室で勤務する場合は、実務としての残業ではないですが、移動等による拘束時間が長いケースがあります。
その辺りを臨機応変に対応できないと、採用してもらえないケースが多くなります。
病院であればある程度看護師の要望を聞いてくれますが、企業の場合は希望者が多いため、条件を出したりすると不採用になってしまう可能性が高まります。
企業の医務室の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した失敗例
企業の医務室の看護師は残業なし、もしくは少ないと思って転職した場合に、仕事に関しての残業による失敗例は少ないです。
しかし、思った以上に拘束時間が長い、融通がきかないといった感じでの、こんなはずではなかった、という失敗例は多いです。
では、その中の1つを紹介しましょう。
企業の医務室で働く30代看護師
私は病院で約10年間勤務した後に、企業の医務室の求人に応募し、採用していただきました。
一応契約社員という待遇になっているので、1年ごとの契約更新になりますが、企業の医務室の多くはそうなっているので、仕方ないかなと思っています。
年収で言うと400万以上になっているので、正社員と何ら変わらない待遇だと思います。
ただ、入職する前の面接で言われていたのですが、本社への出張が年に数回あるとのことでした。
本社は東京にあって、地方の事務所が複数あるので、東京に集まるみたいです。ちなみに私が勤務する事務所からは日帰りが無理なので、前泊になりますね。
ここで問題が生じたのですが、私は年に数回と聞いて、2~3回かなと思っていたんです。
しかし、年10回程度あるみたいなんですよね。これってどうなんですかね。ほぼ月1回で出張とは思っていませんでした。
私は結婚している身ですので、そんなに頻繁に家を空けるわけにはいきません。数回なら理解してもらえると思っていましたが、多すぎます。
それに、仕事に関しても私1人で事業所100名程度の対応をしているのですが、結構ヘビーなメンタルの相談などもあり、それが勤務時間終了直前になった場合には、どうしても残業になりますね。
話を切ってまた明日聞きますとは言えませんから。皆が満足して仕事をしている環境であれば、そんな相談もないかもしれませんが、ここでは結構多いみたいです。
まあ、だから看護師を結構積極的に採用しているのかもしれませんけどね。
とりあえず1年間は何とか頑張ろうと思っていますが、契約更新はしないようにしようかな、と思っています。
それじゃあ企業の医務室はどこも残業が多いの?
それでは企業の医務室の看護師は残業が多いケースも結構あるのでしょうか?
実際はそれ程多くはありません。
出張や遠方への勤務への転勤による拘束時間が長いケースと、怪我や病気以上にメンタル的な問題を抱える従業員が多い職場などであれば、残業が発生しやすくなる程度です。
特に、看護師を採用している企業は、従業員の数が多く、全国展開していることが多いため、本部での会議への出席などが最も大変かもしれません。
となると、企業の医務室での勤務を考える時に、本社がどこにあるのかと、本社での全体会議やミーティングはあるのか、といったことを確認することが大切です。
こういったことを行うのは、あなた自身が求人票確認や面接時の質問で対応できるものですが、企業の医務室の求人自体が非常に少ないです。
看護師転職支援サイトを活用し、求人が出たときにはすぐに案内してもらえる環境を整えておくことが大切です。
執筆者情報
看護師ノー残業倶楽部 編集部
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